不思議な感覚。

今回は読んだ本の紹介です。


前にも書きましたが

コロナ禍で本を読むことが増えました。

でも小説読むのほんと何年ぶりだろって思うくらい久々でしたが

Kindleの広告にピロンってでてきて

気になってつい購入したから読みましたw


ホント広告って罪です。


「余命99日の僕が、死の見える君と出会った話」


なんか読む前から悲しそうなというか

暗そうな雰囲気プンプンなんですけどね

なんか気になって読んでみました。


ネタバレとか気にしてるとなかなか内容の紹介ってできないですよね


みんなどうしてんねやろか。


サクッといえば

高校2年生の主人公をとりまく3人くらいがメインで進むお話なんですが

主人公 新太

その親友 和也(偶然一緒どうでもいい情報w)

いわゆるタイトルの君 黒瀬ちゃん

この3人が文芸部でいつも部室に3人でいる感じかな。


そして主人公の新太君は

人の死期が見えてしまう能力があるんです

これだけ聞くとめちゃファンタジーなんですけど

結構きついですよね

しかもその死期の見え方ってのが

99日前から数字が頭上に現れるって

死ぬ当日になると0になるってことです


あーこの人今日死ぬんだって分かっちゃうんですよ

きつくないですか・・・

しかもそのカウントダウンが親友の和也くんの頭上に現れてしまうんです。

そして数日後に自分の頭上、新太の頭上にもカウントダウンが始まってしまう。


というスタートの話


もう冒頭読むだけでも

かなりの重みがあると思いきや

意外とサラッと読み進めていけます

が・・・


話が進んでいくにつれて


あーもうこれ以上読み進めたくないって感覚になって

なんどか実際にKindleをひっくり返して何度か読むのやめましたw

辛くてしんどくなってきて


映画とかドラマとかもうそうなんですけど

感情が持ってかれすぎて精神崩壊しそうな感覚になる


現実世界でこんな事が起こることなんて100%ないんですが

想像してみてください。

自分の身近な人とか友人とかましてや親友って類いの人たちの

余命宣告ではなく死までのカウントダウンが見えてしまうって地獄だと思います・・・

本人に言うわけにもいかないし、信じてもらえるかもわかんないし。


この主人公の新太くんも例外なく

数字が減っていくにつれ体調が優れなくなって学校にも行かなくなって

親友の和也を見ることさえも辛くなってくるんです


あー書いてても辛くなってる


そしてキーになるのが黒瀬ちゃんなんですよ

この黒瀬ちゃんめっちゃいい子‼

黒瀬ちゃんなしでこの物語は語れないです。


大事な事だなーって考えさせられる事が沢山ありました

たまに小説読むのも悪くないなー


あとから知ったんですが

この本の前に

「余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話」

ってのがあるらしんですが

作者のあとがきで、先に余命1年を読んでから

今回のを読んだ方が良かったみたいです


もうタイトルが辛いからあんま読みたくないw


THANKS LOVE KIYO x




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